この度の大阪北部地震、西日本を中心とした豪雨により被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
夏暑いのは当たり前とは言え、この連日の猛暑は幼児のみならず中高年の体力を著しく奪うことになり、対策には十分に注意を払いたいものです。
さて、私が日本フィラテリックセンターを継承して今回(7月29日)が4回目のフロアオークションになります。
毎回収集家の注目を集めるような稀品の出品を目指してはおりますがなかなか実現は難しいものです。
その中で今回私のイチオシはLotNo.1533の竜500文貼カバーです。
世が世ならと思うのは私だけかもしれませんが、500文での初期印刷と言われる緑色1枚貼の逸品です。
これは小島勇之助氏所蔵とされていますが、過去の文献記録には見当たらず(私が知らないだけかもしれませんが)未発表のカバーかもしれません。
昔、なんちゃって手彫切手コレクターだった頃、500文の色調変化に魅せられてリーフに並べたことがあり、単片でも最初期と言われる黄緑は割に見つけられるのですが、純緑と判別できるものは単片でも難しく、そのカバーとなると(勿論500文貼そのものが少ない)名鑑品位しか思い浮かびません。
今の今このカバーをコレクションに加えたいと思われるコレクターが何人おられるか鯛氏の如く誰と誰と…などと思い浮かべることはできませんが、フロア当日是非注目したいと思います。
尚、フロア当日短時間ですがNHKの取材と撮影が会場に入ります。オークションの運営に変更はございません。特定の個人にフォーカスして撮影することはありませんが、会場風景に映り込む可能性があることはご承知下さいませ。
よろしく御願い申し上げます。
■■■7/27追記 当日のNHK取材はなくなりました。■■■
↓73回フロア出品物 LotNo.1533
↓2001年国際切手展より(こちらは出品物ではありません)